(マンディブラリスフタマタクワガタ)
DETA   2008.10/16
学 名 Hexarthrius mandibularis(ヘキサトリウス マンディブラリス)



出 身 ス マトラ島・ボルネオ島(カリマンタン)
ギ ネス ワ イルド(野外) 118mm
ブリード(飼育) 111,6mm
大 きさ ♂48.8〜 118.5mm
♀41.5〜52.4mm
飼 育温度 (成 虫) 25℃〜29℃
(幼虫) 22℃〜25℃
成 虫寿命 3ヶ 月〜 6ヶ月くらい
出 現期間 4〜 9月
産 卵セット 広 葉樹の発酵マット
やわらかい産卵木
産 卵場所 産 卵木(表面多)・ごくまれにマット
幼 虫飼育 添 加剤発酵フレーク
菌糸瓶でもイケルらしい
幼 虫期間 菌 糸瓶  約8ヶ月〜10ヶ月
発酵マット  約7ヶ月〜10ヶ月
→蛹期間約1ケ月→成熟5ヶ月
注 意 気性が荒い
幼 虫の死亡率が高い
26度以上でないとしっかりと産卵しないらしい。
参 考気温 アチェ・乾季:3月〜8月 雨季:9月〜2月
観測地
1月
2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
ア チェ 最 高気温 31.5 31.5 33.0 33.0 33.7 33.6 34.3 34.7 32.5 - 32.2 31.8
最 低気温
21.3 20.0 22.2 22.6 22.2 22.3 22.3 22.9 22.8
22.9 22.5
メ ダン 最 高気温 30.5 31.1 32.3 31.9 33.4 32.1 32.1 32.8 30.9 - - 31.1
最 低気温 22.0 23.1 23.2 23.4 23.7 23.3 23.4 23.4 23.5

23.8
パ ダン 最 高気温 26.1 27.5 26.6 26.9 26.9 27.7 - 27.8 - - 26.3 26.5
最 低気温 19.3 18.7 19.6 19.9 19.2 19.5
20.2

19.9 20.1
リ アウ 最 高気温 - - - - - - - - - - 31.1 31.1
最 低気温









21.1 21.7
ジャ ンビ 最 高気温 32.1 28.3 27.6 27.7 28.5 28.9 28.9 29.0 27.9 - 27.7 28.4
最 低気温 17.2 14.9 15.5 16.5 16.1 14.4 14.8 15.6 14.0
15.9 16.5
ジャ カルタ 最 高気温 31.7 32.0 23.0 33.3 33.4 33.3 33.1 33.4 33.9 34.1 33.5 32.8
最 低気温 22.8 22.8 23.0 23.5 23.4 22.7 22.4 22.3 22.7 23.0 23.2 23.0
バ ンドン 最 高気温 - - - - - - - - - - - -
最 低気温 16.8 17.0 16.9 17.3 17.2 15.6 15.2 15.1 15.1 - 17.1 17.5
2005年〜2006年度の飼育記はこちら
フタマタ属、最大のクワガタで す。
産地の一つスマトラ島では湿度が高く気温が25℃、サバットと呼ばれる樹木で採集されるらしいです。ボルネオでは標高1000m以上の高地で採集されるよ うです。ずいぶん高いですね!
動きが素早く凶暴です。ちょっとボクサーって感じです。
寿命は長くはないのですが、上手に飼育すると1年くらい生きるようです。メスの同定は難しいというか不可能な様です。セアカが混じることも少なくない様で す。

産卵は♀が気難しく、セットが気に入らないと産まないようです。幼虫の糞を混ぜたマットや幼虫に使用したリサイクルマットを使用して私は成功しました。是 非試してみて下さい。クワガタ本では幼虫飼育にはマットの方が良いとありますが、違う本では菌糸でもイケルとあります。実際大丈夫のようです。

幼 虫飼育も難があるようで50パーセントは落ちるといわれています。特に羽化が落ちやすく、また大型な個体は☆になりやすいです。♂より♀の方が丈夫のように感じました。
試しに若干低温(20〜22℃)で飼育・羽化させてみた所、多少落ちる個体が減りました。

♂91mm・ ワイルド(標本)









2007年
1月21日
♀を回収してから2ケ月も放置していた、マンディブの産卵セットの一回目を割り出ししました。
20頭くらい採れたらいいなぁ〜なんて思っていたら、いるわいるわ・・・
4頭が☆になっているのを発見、1頭を勢い余ってプチュしてしまい。(汁)
42頭の幼虫を回収しました。(≧∇≦)ワー イ♪








2007年
1月23日
前回割り出ししたマンディブ幼虫なのですが・・・
内2頭にコナの様なアカダニらしきものがくっついているのを発見しちゃいました。
((((*0д0*))))しぇっ!どっ、どうしよう〜!!
アカダニの恐怖をイヤって程思い知らされているためガクガクブルブルしちゃうYOKOなのでした。
虫友さんのMA◯Aさんに分けて頂いた、檜チップが成虫のダニに強力に有効だったのを思い出しました。
なんとコナダニ??・アカダニびっしりの成虫を乾いた檜チップのケースで療養させた所、たった1日で完全に取れ、しかも再発生しませんでした。
この効果を期待しつつ、檜チップを敷き詰めたコバシャ(大)ケースに幼虫のプリンカップをそのまま入れたりました。
ダニ発生を押さえられたらイイナー

あと一回目の産卵セットはもう1つあったのですが、こちらはセット組んで2週間程で♀の体にビッシリとコナアカダニがくつついていたのですぐに♀を取り出 し産んでいないものと思い込んでいたのですが、捨てようと思ってケースをひっくり返したら10匹ほど幼虫が出てきました。(汗)
もうプリンカップ切らしているし・・・(核爆)
不思議な事に幼虫の体にはコナアカダニが付いていなかったのでした。


2007年
3月17日

マ ンディブの産卵セットを割り出ししました。
セット3号 → 11頭幼虫回収・9個採卵
セット4号 → 5頭幼虫回収(親♀死亡)

ちなみに前回分
セット1号 → 追加幼虫2頭 合計44頭
セット2号 → 幼虫10頭(赤コナダニ発生の為セット2週間で♀取り出し)


2007年
4月14日

先日採れた幼虫達、どうも思いっきり♀に偏っている様です。(滝汗)
3セットともこの状態でしたので
、未割り出しの産卵セットも怪しいです・・・
♂は数える程しか居ないのに、♀は♂の5倍程いるのであります。∠( ̄∧ ̄) 敬礼!
そういえば、どこかでマンディブは♂♀どちらかに偏りやすいと読んだ事があります。





2007年
5月1日
5セット目の産卵セットを割り 出しました。
8頭の幼虫回収・1頭潰してしまいました。(汗)

あと、セット4号の割り出し後から2頭幼虫を追加しました。
セット4号は♂♀どちらかに偏らなかったです。1号2号が♀ばかりだったのでどうなる事かと思いましたが何とかなりました〜(^^::
そうそう、結局1号幼虫のコナアカダニは発生しませんでした。檜チップのお陰かな!?成虫にスッゴク効果抜群ですから♪








2007年
10月3日
マンディブラリスが羽化して活 動を開始する個体が♂が1頭・♀2頭出てきました。
この夏の40℃を超す猛暑のせいか幼虫期間がやたら短かったです。他の虫友さんに飛ばしたマンディブ幼虫もうちと同じ様だったようです。
今回羽化した個体、モチロン小さいです!!
( ̄▽ ̄;)!!ガーン!
ムカつくから猛暑のせいにしちゃおうかな!
右の画像⇒コレです。泣けてくるくらい小さな♂であります。親もお爺ちゃんもなかなか立派だったというに〜…




2007年
10月27日

虫友さんのSPINさんが、里 子に出したマンディブの飼育状況をご報告下さいました♪
画像を載せる事もご了承下さり、本当に有り難うございます!!
見てみて下さい!小さくて可愛いでしょう?
とくに右側♂君は、もしかしてチビギネス行けるんじゃないかと、私、プチ妄想入っちゃっています。

PS・チビギネスを調べて詳細が分かり次第、追記します。(^O^)ノ





2008年
2月11日
うちのマンディブ幼虫はほぼ全員羽化終了、もしくは遅くても蛹室を作り終わっています。
やはりこの段階になると半分近くが落ちます。でもいつもより落ちる個体が少ないです。今回は前回よりも小型化したからでしょうか・・・

2008年
4月8日


マンディブラリス成虫のペアリングをした後に、産卵セットに入れました。
【セット内容】
コバエシャッター(小)、柔らかめ材一本、月夜野のクワ mat使用  を2セット




2008年
6月12日

前回の産卵セット2つを割り出してみました。
合計10頭の幼虫が採れました。

まだ新しい成虫も羽化して来ているのでまたしばらくしたらそっちもペアリングします。少し間があいて幼虫が採れるのは羽化ズレ対策にもなりますね。

今回も発酵マットにて飼育します。
2008年
9月12日
↑ココ最近羽化して来た成虫のペアリングをした後、産卵セットに入れました。
うちのマンディブもF3になったので次の子孫達は血の入れ替えです。
→産卵セットに♀を投入して3週間後の材の様子です。これは上のペアに使った材ではありませんが参考まで。
材を掘って埋めた跡があります。多分卵を産んでいると思います。
♀が材に卵を産みつけると材にカビが生えてこない様に思います。ちょっと有名な話だったりします。


飼育。
その他の飼育種(過去含)

クワガタ
国産ミヤマ
アンタエウス
パラワンオオヒラタ
スマトラオオヒラタ
アルキデスオオヒラタ【終了】
マンディブラリスフタマ タ
セアカ(パリー)フタマタ
ラ コダールツヤ【終了】
インターメディアツヤ【終了】
パプアキンイロ
メタリフェルホソアカ【終了】
ミニスゼッチホソアカ
プラティオドンネブト【終了】

カブトムシ
ヘラクレスヘラクレスオオカブト
ネプチューンオオカブト【終了】
コーカサスオオカブト【終了】
アブデルスツノカブト【終了】

飼育方法
クワガタの産卵セット方 法
カブトの産卵セット方法
飼育する虫を選ぶ

ETC
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