ダニ
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たまにケースを見ると小さな動く粒みたいなダニが、餌皿の上やクワガタ虫の体にくっついていたりします。もっと細かい『コナダニ』もあります。
ダニは高温多湿で爆発繁殖しますので、ほっといたりすると大量に湧いたりします。
クワガタ飼育をしていると必ずといっていいほど、ダニ被害に遭います。
調べたりしてもクワガタや人間には害がないと書かれていますが、間違いなくコナダニはクワガタを弱らせます。
大事なクワガタにくっついているのを見るのは大変腹立しいので何とかしましょう。

パラワンオオヒラタのクワの付け根の隙間にダニが居ます。
あと腹など・・・(クリックで拡大)
←歯ブラシでゴシゴシ

↑細かいダニ。大事なクワガタが弱ります。
〜成虫編〜
餌皿をクヌギのものから針葉樹に替える。またはダミーのプラスチック製の餌皿にする。
マットを針葉樹マットに替える。(針葉樹マットは幼虫が食べられません。死んでしまいます。)
追記・針葉樹マットでもダニが発生しました。
数年かけて色々試した結果、乾燥させたチップで管理するのが一番良かったです。
針葉樹では産卵セット出来ないです。(一部除き)
〜産卵セット(ブリード)編〜
さて産卵セットには針葉樹マットや乾燥したチップは使えません。
(一部のオオクワとかはいいみたいだけど、本で調べているかぎりでは大半がマット。)
種類によっては湿度が多いのが必要なクワガタもあります。
もし、ダニが湧いて来たら産卵セットをひっくり返して卵や幼虫を回収してしまいましょう。
〜幼虫編〜
一番困るのが幼虫ですよね。歯ブラシで洗えないし、水で洗うのも恐いし。
カブト幼虫に付いた時は筆で一匹一匹丁寧に落としましたが、コナダニだったらどうしましょう・・・・!?
一度、コナダニらしきものが付いて
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ダニ対策グッズは何気に色々出ていますが、大した効果はなかった様に思えました。
奈良オ●クワセンターの『ダニオチール』
奈良オ●クワセンターで購入『防ダニ・防カビミスト』
マルカン製品の『ダニ取スティック』
ミタニ製品の『ダニ退散』

※使用上の注意をよく読みましょう。
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カブト1令幼虫軍団ケースにダニ発生、幼虫たかられ事件
マットの上で筆であらかたダニを落としました。
その後、黒いプラスチック製のボードに幼虫を乗せ、丁寧に筆でダニを一匹ずつ落としては必ず潰して殺し、一晩かかって47匹を掃除しました。
2ケ月経った現在、未だダニの再発生は見られていないです。47匹とも元気に3令になっています。
カブト幼虫のダニ発生マットは、真夏の太陽の下で一週間も天日干しにしてカラッカラに乾燥した挙げ句、そのまま加水せずに1ケ月保存しました。現在リサイクルして使ってみていますがダニは大丈夫な様です。私は電子レンジでチンし
て、また使ったりしています。
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コバエ
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部屋の中でブンブン飛び回れると本当に不快ですよね。
有名な『コバエシャッター』があります。私はほとんどを『コバエシャッター』で飼育しています。
クワガタのゼリーなど食べ物にくっつく一般的なコバエ
『ショウジョウバエ』と、発酵
マットなどにつくコバエ『朽木バエ』がいる様です。
『ショウジョウバエ』対策はゼリーにウジがいたら即替え、普段も一週間以内に新しいのに取り替えます。
一般的な成虫の管理は、コバエシャッターで床マットを使い、餌をこまめに替えれば『ショウジョウバエ』は気にならなくなりました。
問題なのがマットで湧く『朽木バエ』の方です。
餌交換などのわずかな時間に入ってしまいます。幼虫(小さな黄色がかったウジ)がつくと、マットもどんどん劣化して土化してしまいます。
マットに付いてしまったら最後。もうどんどん繁殖して手に負えなくなります。
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『コバエシャッター』
コバエの侵入をふせぎます。
隙間が無いため、コバエが出入り出来ない様になっています。
空気穴の上に専用のフィルターをはめ込
みます。
空気穴は、クワガタがクワ(大顎)を挟まない様に極小な上、フィルターがあるため蒸れやすく湿気を保つ事が出来ます。
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線虫
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いつのまにかマットに湧く透明(白い?)細い糸ミミズの様な虫です。
もの凄い勢いであっという間に繁殖してケースの側面や蓋にビッシリ張り付きます。繁殖力は強いです。マットも劣化して土になってしまいます。捨てるしかないです。
←劣化してベチャベチャです。
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とりあえず私は使用する前に
マット・産卵木・餌皿木・
電子レンジでチン!
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